浄瑠璃なんかで有名な『博多小女郎波枕』。このモデルの小女郎さんは博多一の遊女なんて言われてたようです。
中呉服町の選擇寺は柳町遊郭の檀那寺(遊女なんかの供養をする寺)だったようで江戸時代に580人も供養されてるんだとか。
ほとんどの遊女は戒名も無いんだけど雪友さんっていう20歳で亡くなった遊女のお墓はいまでもあって幸運の遊女なんて呼ばれていたようです(博多風俗史遊里編)。
いまでも雪友の命日6月27日には紫陽花忌(あじさいき)という580人の遊女さんを供養する日になっているんだとか。
また木造の阿弥陀如来立像は平安時代の作で市の文化財にもなっているんだって。
博多は歴史あるお寺が多いけれど、
ここも歴史あるお寺。
機会があれば尋ねてみては如何?
moto
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