折々に
『進路はどうするのか?』
なんて問いを 受けてきた。
ビジョンをもち、方向性を決めることは大事なことだと思う。
だけれども、それは、なりたい自分が判っていることが前提。
社会経験もないのに生徒や学生の段階で将来の目標なんて判るのが不思議だし
無理して決めさせるってのもおかしな話だ。
さて、みなさんは目標どおりの自分になれそうですか?
無理してなりたい自分ってのを設定するよりも
目の前の課題を乗り越え続けることで
見えてくるものってのもきっとあると思う。
ただ、ただ時間の流れに翻弄されながらも
そこで感じたものを糧にする。
渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』って本に
『人生はいつもいつも第一志望ばかりを歩けるものではありません。そして必ずしも第一志望の道を歩くことだけが自分にとって最良といえないことだってあるのです。』
ってくだりがあるけれど、今、進路を悩んでる人に是非、届けたい。
メーテルリンクの童話で、青い鳥が実は身近にいたように、
求めるものって本当は身近にあるのかもしれません。
moto
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